ここではお客様よりよくいただくご質問をまとめているページです。
ご参考ください。(随時更新していきます)
整列機をご覧になった事のあるお客様はお気づきかと思いますが、お客様の部品に合わせた加工を施した樹脂製のパレットを整列機にセット・整列してお客様の治具に移し替える、という方法が圧倒的に多くなっています。
理由はいろいろと有りますが整列機を利用する場合には整列時間、整列率、騒音、搭載重量が大きな要因となります。
整列穴の形状はとても重要です。
穴寸法が0.1mm違っていても、また穴の入口の面取り寸法によっても整列率は天と地ほどの差が生じる場合が有ります。
整列される部品にはそれぞれ適した穴形状というものが存在します。
お客様治具の材質も関係があります。
カーボン・アルミ・鉄・板金・フィルムトレー・・・とお客様の数だけ治具が存在すると言っても大げさではないと思います。
整列機は揺動+振動で部品を流し、整列させる為、部品で治具が傷ついたり、逆に治具で部品が傷ついたり、振動によって治具が破損したりという恐れもあります。
また重い治具ですと無意味に上位能力の整列機を使用しなくてはならないという事も起こりえます。
ウエステックではパレットの材質にベークライトを多く採用しています。
なぜなら樹脂の為部品を痛めず、樹脂にしては加工精度が良い材料だからです。耐摩耗面でも優れています。
整列治具と後工程治具を「共用」したい場合は事前にご相談下さい。共用出来るケースもたくさん有ります。
ウエステックでは常時、部品の整列テストを受け付けています。
サンプルをご送付頂ければ簡単な治具を製作し整列実験を行います。
基本的なテスト費用は一件当たり@30,000~@50,000です。
(整列可否判定まで)
理由はいろいろと有りますが整列機を利用する場合には整列時間、整列率、騒音、搭載重量が大きな要因となります。
部品形状や作業内容によっては追加実費を頂く場合、又は無償で行う事もあります。
テストにより整列姿勢、整列ピッチ、整列時間、整列率を予測する事が出来ます。
お客様の希望されるピッチにて整列可能かどうかの判断ももちろん行っています。
まずはご相談下さい。
問い合わせフォームからでも承っています。
営業技術とのお打ち合わせで整列テストを行うことになった場合、ワークとワーク図面及び次工程治具などの資料をお借りします。
設計にて整列穴形状の検討をします。試作担当者がマシニングセンターでテストパレットを(通常治具サイズ100×100(mm)程度)加工後、パーツ整列機で整列テストを行い、整列データ表が作成されます。
データ表が作成され次第、営業技術よりお客様へ報告させていただきます。